あるスペイン人のコーチが言っていました。「水や肥料を大量にあげすぎたり、直射日光を浴びせすぎたりすると綺麗な花は咲かないだろ?サッカー選手の周りにいる指導者や保護者の仕事は、水や肥料の量が適切か、適度な日光を浴びているのかを考え調節してあげること。後は、その花本来が持つ自然(生命)の力を十分に利用して与え過ぎないことだね」
自分の頭で考えてプレーする「賢い」サッカー選手が育つためには、この言葉のように、指導者や親など周りにいる人間が、子供が自主的に考える時間を先回りして奪ってしまわないことです。「子供のためを思って」と、いろいろなものを与え過ぎてしまうと、子供が持つ「考える力」やそれを基にした「積極的に行動する力」は失われていく傾向にあるように感じます。
サッカーをする子供さんと関わっていただく上で一つの目安にしていただきたいのは、子供が心から楽しんでいるかどうかをチェックしていただくこと。そして、親としてそのための環境づくりができているかどうかということです。
この場合、「楽しい」の定義が非常に重要となります。株式会社LUCKMANがお客様にご提案させていただいておりますサッカー事業における「楽しい」は、個人が目標に向かって自分の持ちうる力を存分に出し切りながら、そのプロセスを楽しめているかどうかということで、なおかつこの場合の目標は本人が達成できるかできないかのギリギリのラインに設定されていなければなりません。簡単に出来すぎる目標でも、また難しすぎて到達不可能な目標でも楽しむことは決してできないのです。
「楽しんでいる」状態にある子供は、瞳や表情、しぐさにその全てがはっきりと表れ、全身から溢れ出る熱量が違います。保護者の皆様には、そのあたりに気を配っていただきながら、あとは子供さん自身が持つ力を信じられて、温かい眼差しで見守っていただくことで良い結果が得られてくると思います。
「バレンシアCF・ジャパンフットボールスクール」へ既にご入会いただいている選手の保護者の皆様からは、子供さんとのご関係、また当スクールの運営について、次のようなお声をいただいております。
スクールで定期的に開催している保護者セミナーの中で再三お伝えさせていただいているのは、「サッカーについての学びを推し進め、子供たちを"楽しませる"のはプロフェッショナルである私どもの仕事。保護者の皆様には、子供さんを信じていただき、いつも彼らの最大の味方でいてあげてください」ということです。